オススメの小説。「しにがみのバラッド。」「しにがみのバラッド」「あたたかくてやわらかい」そんな不思議な雰囲気を受けて、だんだんと引き込まれ、今では大好きな作品の一つです。 文章が難しくなく、それでいて綺麗な感じがあるのでとても読みやすいです。 あとは構成が基本的に短編ということもその読みやすさの要因の一つだと思います。 とはいえ、題名のとおり、「しにがみ」が出てくるわけですから、当然のこと「死」というものが大きなコンセプトになってます。 しにがみの少女「モモ」とその使え魔ダニエルを支点にして、たくさんの人たちに関係した「死」について話は進んでいきますが、基本的には感動する話がほとんどでハッピーエンドで終わることが多いです。 それぞれ違う登場人物が触れる「死」や、その考え方がよく書かれているのですが、一方でその話の一つ一つで主人公となる人物の話が切れるために、一気に読みたいという感じではないというのもあります。 なので、気長に一日一話、または間隔を置いて読んでみることをオススメしますね♪ 個人的には、すごくすごーく小さなところで他の話と繋がってることがあるのもツボだったりします。 「あ、アイツ今そういうことになってるんだぁ♪」とか思い、そういう細かい工夫をしてくれる筆者に感激したりしてます。(~゛)b 「しにがみのバラッド。」 出版社:電撃文庫 以上♪ ジャンル別一覧
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